スタッフ全員が「ピアノ調律師」のピアノ専門店です。

お盆休業のお知らせ

2020年8月9日(日)~ 8月16日(日)休業させて頂きます。

衣類害虫の代表と言われる「カツオブシムシ」と「イガ」。

長年調律していない状態で置かれていると、ピアノ内部にもこれらの虫が発生してしまいます。

よって、ピアノ部品が虫食いの被害に遭います。

 

虫は、幼虫期に動物性の繊維を食べ、多湿で暗い場所を好み生息します。

ピアノ内部にはクロスやフェルトを部品で多く使用しており、ピアノ内部は暗く、虫には格好の餌場、生息場なのです。

 

「カツオブシムシ」

産卵は年に1回。ゴールデンウィーク前後に産卵し2週間程度で孵化。

約9か月は幼虫期。

「イガ」

産卵は年に3回。

一生の約3分の2が幼虫期。

 

【生息場所】 鍵盤ブッシングクロスの張られているホール内で生息していることが多いです

虫食い箇所の多くは、赤いクロス(鍵盤ブッシングクロスやバランスパンチングクロス)です。

他のフェルトやクロスも被害に遭う事も有ります。

◆虫食い修理についてはこちら

 

虫害に遭わない為には、害虫が活動しやすい環境にしない事です。

虫が活動しやすい環境・・・湿度60%以上、温度15~25℃、餌がある所(皮脂、埃、食べこぼし、繊維など)

 

 【発生を防ぐ方法】

① 毎年調律をして内部点検をし、ピアノ内部の清掃をしてもらいましょう

 調律時に外装の取外し、取付を行う事で湿気を開放します

 点検する事で被害が初期で防げる可能性が有ります

 清掃する事で虫の餌になるもの(埃や繊維など)を取り除きます

 

② 防虫剤、乾燥剤を内部に入れて毎年交換する

 ピアノ内部の湿度を保ち易くし、虫の発生を防ぎます

③ 室温と湿度を年間通して出来るだけ維持する様に心掛ける

 室温:25℃前後
 湿度:50%前後

 ◆ピアノの管理についてはこちらへ